2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
幸田文『草の花』(講談社文芸文庫、1996) 誰かの放ったなにげない一言に水を差される。あるいは、ついぽろりとどうしようもないことを言ってしまい、後悔する。本書に収められた随筆には、いくつかそういう場面が登場する。 表題作「草の花」は小学校を卒…
幸田文『草の花』(講談社文芸文庫、1996) 誰かの放ったなにげない一言に水を差される。あるいは、ついぽろりとどうしようもないことを言ってしまい、後悔する。本書に収められた随筆には、いくつかそういう場面が登場する。 表題作「草の花」は小学校を卒…